力強く繊細な職人の手。 厨房の火、湯気、音、香り・・・五感が反応する。 美味しいを知る事は生きる喜びを知る事だ。 弱者の生と直結した食の革命があったからこそ、 私達は今豊かな幸せを噛みしめている。 ブラボー、デリシュ!
――安藤和津(エッセイスト・コメンテーター)
今の時代だからこそ見るべき価値のある作品 どんな逆境も、夢を掴み取る情熱と覚悟があれば乗り越えていける。 コロナ禍で挑戦を諦めてきたすべての人に勇気とパワーを与えてくれる作品です。 料理の描写も美しく、美味しさのヒントにも溢れています。
――高橋善郎(料理研究家)
フランス革命前夜、美しい田園でのレストラン誕生秘話。 貴族と農民が同じ部屋で食事するシーンが印象的。 「元気が出る」が語源の「レストラン」を 「泉のように命が湧き出る場所」とは、まさに言い得て妙ですね。
――山本益博(料理評論家)
革命直前のフランスが舞台。 トリュフとジャガイモは最高の組合せである。 その相性の良さに気づいた料理人は素晴らしい感性の持ち主であった。 当時はジャガイモの価値が低く、その相性を理解出来なかった貴族は愚かだった 。
――服部幸應(学校法人服部学園 理事長)
18世紀のフランス料理というだけで魅惑的なのに、さらにその先に人間の自由と尊厳が描かれていて感動。だれでもお金さえ払えばレストランで美味しい食事ができる世界って、実は素晴らしいことなんだ。
――佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト )
田舎の風景と華やかな料理が圧巻な、静かで美しい作品。いつの時代も最後は庶民が国を動かし、おいしいものは人を幸せにする。悲しくやるせない出来事に何度も立ち 上がる闘志に勇気をもらえ、最後は心が温かくなりました。とにかく料理が美味しそう!デリシュが食べたい…!
――山本ゆり(料理コラムニスト)
※敬称略/順不同